NPO法人 フリースペース タンポポ
 
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利用者の声
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  事例1  
   
   
   
 
親の期待に応えようとした結果、A子さんは摂食障害に…
 
   
 

 22歳のA子さんは一人っ子。頭もよく、かわいかったので、両親にとっては自慢の娘でした。A子さんも両親の期待に応えようと一生懸命勉強して、両親の希望どおりの高校へ進学しましたが、その頃から拒食症になり、大学に入るころには、過食症に。毎日、食べては吐きする生活に疲れ果てたA子さんは大学二年生のころ、自殺未遂も経験しました。

 
   
カウンセリングでA子さんに伝えたこと
   
 

 最初にA子さんに会ったとき、とても気になったことがありました。それは、どんなときも、A子さんは常ににこにこしていることです。そこで私は、楽しくないときでも、どうしてそんなににこにこしているのか、聞いてみました。すると、子供のころから「にこにこA子ちゃん」と呼ばれていて、よその人からそう言われると両親がとても喜んだので、つらいときでも、笑顔を作るくせがついてしまったとのことでした。
常に親の期待に応えようとして生きてきたA子さんに、人はみんな、幸せになるために生まれてきたのだから、親のためにではなく、A子さん自身が幸せだと思える生き方をすること、また、自分らしくいるためには、無理に笑顔でいる必要はない、つらいときは泣いたり怒ったりして、自分の気持ちに素直になろうと伝えました。

 
   
A子さんのその後
   
 

 まだ過食嘔吐が完全になくなったわけではありません。けれど、ストレス解消がへたなA子さんにとって、過食嘔吐は今は唯一のストレス解消の方法とA子さんは考え、別の解消方が見つかるまでは仕方がないと、今の自分の状態を受け入れて、過食をしても落ち込まなくなりました。また、自分にとって笑顔は最大の魅力だと気づいたA子さんは、今は無理にではなく、自分の魅力を最大限に生かすために、なるべく笑顔を絶やさないでいます。その結果、A子さんは笑顔のすばらしいお嬢さんに変身、青春を謳歌しています。

 


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  事例2  
   
   
   
 
閉じこもりを6年続けていたB君でしたが…
 
   
 

B君は10歳のころからずっと、とじこもり生活を送っています。家庭内暴力などはいっさいないし、家ではお母さんの手伝いもする、とてもいい子です。登校拒否になる前は、サッカーが大好きな元気な少年でした。どうして、とじこもりになったのか、お母さんにはどうしても原因がわかりません。

 
   
お母さんのカウンセリングをしてわかったこと
   
 

B君には3歳上のお姉さんがいますが、とても活発で積極的な性格、よくお母さんともけんかをするそうです。反対にB君はおとなしい性格で、お母さんに口応えをしたことはほとんどないそうです。でも、そのB君が一度だけ、顔を真っ赤にして怒ったことがありました。
それは、お弁当に入れる卵焼きをめぐってのこと。お母さんは毎日、家族(お父さん、お姉さん、B君)のためにお弁当を作るのですが、ある日、B君が「どうして僕の卵焼きだけ、いつもはじっこなの?」と泣きながら訴えました。お母さんはまったくわる気はなかったのですが、一人で食べるB君の卵焼きは誰にも見られないから、はじっこでかまわない… そう思っていたそうです。
これは、ほんの一例で、話しを聞くと、お母さんは日々の忙しさに追われ、B君の出しているサインをほとんど見逃していました。
B君の部屋からは、工事中のサッカー場が見えるそうですが、毎日、お母さんを部屋に連れてきては、工事の進み具合を説明するのが、B君の日課だと聞いて、私は、彼が立ち直るキーワードはサッカーかもしれないとお母さんに伝えました。

 
   
B君のその後
   
 

毎日、サッカーの試合をビデオに撮っているB君にお母さんはある夜、思い切って「眠れそうにないから(本当はとっても疲れてて眠かったのですが)お母さんにもビデオ見せて」と言ったそうです。その日から、毎夜、サッカーのビデオを一緒に見ることが、B君とお母さんの日課となりました。その後サッカー場が出来上がると、今度は、試合のある日曜日には必ず家族4人でサッカーを見に行くのが日課になりました。
今、B君はサッカー場にある売店でバイトをするまでになりました。とても、生き生きとバイトを楽しんでいるそうです。
カウンセリングを受けたことで、B君の出していたサインを見落としていたことに気がついたお母さんが、B君としっかり向き合った結果だと思います。

 
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